部分矯正

※矯正治療は保険適応外の自由診療となります。費用についてはこちらをご確認ください。

CASE.1 下顎前歯部リンガル

初診

治療中

治療後

   

患者
女性24歳
治療方法
患者様が下顎前歯部の叢生(ガタガタ)のみの改善をリンガルで希望されたため、下顎前歯部のみ治療を行っております。
費用
検査料:30,000円
予測模型:12,000円
装置料:350,000円(上の歯8本にリンガル(裏側)装置)
調整料:5,000円x×13回
保定装置:15,000円
※治療当時の金額です
リスク
・虫歯や歯周病などのリスクが高まります。
・治療初期は装置に慣れるまで発音しにくくなることがあります。

CASE.2 上顎前歯クロスバイト(リンガル)

初診

再診

治療後

   

患者
女性30歳
治療方法
患者さんの要望でリンガルの部分矯正で改善しています。前歯のスライシング(形体修正)を併用しています。
費用
検査料:30,000円
基本料:350,000円
調整料:5,000円x8回
保定装置:20,000円
※治療当時の金額です
リスク
・虫歯や歯周病などのリスクが高まります。
・治療初期は装置に慣れるまで発音しにくくなることがあります。

CASE.3 上顎片顎のリンガル抜歯ケース

初診

再診

治療後

   

患者
女性25歳
治療方法
患者さんのご希望で八重歯(犬歯の低位唇側転医)の改善を上顎のみをリンガルで行ったケースです。抜歯ケースのため費用はリーズナブルに抑えられています。部分矯正というよりは片顎治療になります。
費用
検査料:30,000円
基本料:350,000円
調整料:5,000円x11回
保定装置:20,000円
※治療当時の金額です
リスク
・虫歯や歯周病などのリスクが高まります。
・治療初期は装置に慣れるまで発音しにくくなることがあります。

CASE.4 ラビアル、CR形体修正ケース

初診

再診

治療後

   

患者
女性32歳
治療方法
患者さんの希望により治療期間短縮のためラビアル(セラミックにて行いました。)
上顎4前歯を樹脂(コンポジットレジン)にて形体修正しております。
費用
検査料:30,000円
基本料:500,000円
調整料:5,000円x18回
保定装置:20,000円
※治療当時の金額です
リスク
・虫歯や歯周病などのリスクが高まります。
・治療初期は装置に慣れるまで発音しにくくなることがあります。

CASE.5 上顎の前歯&側方歯スライシングケース、上顎メタル

初診

再診

治療後

   

患者
女性25歳
治療方法
下顎の前歯が2本先天欠損(生まれつき歯がない)のため上顎前歯に前突(出っ歯)と叢生(ガタガタ)が見られ、
それを患者さんの希望により、短期で費用を抑えて上顎のみで治療したケースです。
ラビアル(メタルブラケット)です。
費用
検査料:30,000円
基本料:350,000円
調整料:5,000円x11回
保定装置:20,000円
※治療当時の金額です
リスク
・虫歯や歯周病などのリスクが高まります。
・治療初期は装置に慣れるまで発音しにくくなることがあります。

CASE.6 臼歯に欠損のあるケース

初診

再診

治療後

   

患者
女性33歳
治療方法
臼歯(奥歯)に多数の欠損歯(歯がない)が認められるケースです。
先ずはインプラントで奥歯を治してから、矯正治療を行った方がよいとご説明したのですが、患者さんが前歯の審美性(見た目)を気にされており、矯正治療を先に行うことを強く希望されたため、
これも患者さんの希望により上顎のみラビアル(セラミック)にて治療しました。
臼歯の咬合(噛み合わせ)が不安定なため矯正専門医でも治療を躊躇するケースですが、上手く仕上がったと思います。

このケースもスライシングを行っております。

費用
検査料:30,000円
基本料:280,000円
調整料:5,000円x12回
保定装置:20,000円
※治療当時の金額です
リスク
・虫歯や歯周病などのリスクが高まります。
・治療初期は装置に慣れるまで発音しにくくなることがあります。

部分矯正の注意点

簡単な症例のみ

部分矯正は一部のデコボコなどを治すことはできますが、咬合全体の改善をすることはできません。基本的に上下第一大臼歯の咬合関係から診断していきますが、上下の顎の位置などに問題がある場合、あるいは上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口、反対咬合、しゃくれ)などの重度の不正咬合は治せません。

歯を削る必要な場合もある

多くのケースで、歯の形態修正、隣接面の削合が必要になる

抜歯が必要な場合もある

部分矯正には適さないケースがあり、抜歯を伴う全体矯正が必要が必要になることもある。
例えば前歯の叢生を部分矯正する場合、飛び出していた歯が歯列に綺麗に入るスペースが必要になります。トータルで歯列矯正する場合は、奥歯を遠心(奥方向)へ移動したり、歯列弓(アーチフォーム)全体を広げることでスペースを確保します。部分矯正の場合、スペースを作りにくいため、歯の接触面を削る、あるいは本来抜く必要がない歯まで抜歯する歯科医院もあります。

咬み合わせは治らない

見た目だけの改善になりますので、歯の本来の機能である、良く咬める、きれいな発音、歯ぎしりによるストレス発散などの改善が出来ず、偏った咬み合わせによる歯周病の進行などのリスクも考える必要があります。