歯肉退縮
こんにちは!石山です☆
今回は以前の勉強会のテーマだった歯肉退縮についてお話しします🦷
みなさん歯肉退縮はご存知ですか??
そもそも歯肉退縮とは、歯の周りの組織がすり減り歯根が露出した状態のことです。
原因として、加齢や歯周病、歯ぎしり食いしばり、歯並び噛み合わせ、間違ったブラッシング、矯正治療など様々です🌀
歯肉退縮の症状としては、知覚過敏や歯のぐらつき、食べ物が詰まりやすくなるなどがあります。
一度歯肉が退縮してしまうと、進行を止めることは出来ますが自然治癒は難しいとされているため予防することが大切です☘️
歯肉退縮の予防としては
①適切なブラッシング方法を身につける
(歯ブラシの持ち方、ブラッシング圧、ブラシの動かし方、歯ブラシの毛の硬さ)
②矯正装置の破損・不調はすぐに調整する
(ワイヤーやブラケットが歯茎に引っかかっていないか、マウスピースが当たって痛くないか)
③歯周病の予防
④歯ぎしり・食いしばりで力がかからないようにする
(ナイトガード、姿勢を正す、ボトックスなど)
日本人は欧米人に比べて歯茎が繊細だといわれています。
特に痩せ型の女性の場合は歯茎が薄い傾向にあり、歯根の形が歯茎から透けている人も歯茎が痩せやすく歯肉退縮が起こりやすいそうです🌀
歯肉退縮・歯周病の予防のためにも、毎日の歯磨きをもう一度見直してみたり、定期的に歯科医院で検診を受けましょう🔎
監修医師
萩田 洋児
略歴
- 1995年
- 福岡歯科大学 卒業
- 1995年
- 歯科医師免許取得
- 1995年4月~1998年3月
- 広島大学歯学部付属病院歯科矯正科に勤務
- 1998年4月~2007年8月
- 都内の矯正歯科専門医院に勤務
- 2007年11月
- 恵比寿エスト矯正歯科開業
- 2018年11月〜
- 日本舌側矯正歯科学会理事
取得資格
- 日本矯正歯科学会認定医
- 日本成人矯正歯科学会認定医
- 世界舌側矯正歯科学会認定医 (WORLD SOCIETY OF LINGUAL ORTHODONTICS Active Member)
メッセージ
「見た目の美しさと機能性の両立」をコンセプトに、患者さん一人ひとりに最適な矯正治療を行っています。歯並びを整えるだけでなく、正しい噛み合わせを再構築し、長期的に自分の歯で健康に過ごせる口腔環境づくりを重視しています。顔全体のバランスや笑顔の印象にも配慮し、裏側矯正(リンガル矯正)やマウスピース型矯正など、ライフスタイルに合わせた治療方法を提案。治療後の後戻り防止やメインテナンスにも力を入れ、“美しく噛める歯並び”を長く保てるようサポートしています。






