勉強会

みなさんこんにちは!歯科衛生士の杉田です!

やっと秋の季節になり、今年もあと2ヶ月半、、あっという間でびっくりしちゃいます😖

 

さてさて今日は先日行った勉強会のお話をしたいと思います!

エストでは月に1度勉強会を行なっており、テーマを決めて発表をしています!

今月は私が発表し、リテーナーの種類についてお話しをしました👀

 

リテーナーとは、歯列矯正後に歯並びを安定させ、歯が動かないように保定するための装置で、マウスピース型・プレート型・ワイヤー型の3タイプがあります🦷

1.ベッグタイプリテーナー
2.ホーレータイプリテーナー
3.スプリングリテーナー
4.フィックスリテーナー
5.リンガルリテーナー(犬歯間リテーナー)
6.クリアリテーナー
などがあります😄
それぞれの装置についてご説明させていただきます👩‍⚕️

ベッグリテーナ

■歯全体をワイヤーで囲み着脱が可能なリテーナー。

■ワイヤーは歯の中心あたりを走っており、口を開くとワイヤーが見える。
■ワイヤーで締め付けられることによって、全体の歯並びを固定し、抜歯を伴う歯科矯正の治療後によく使用されるタイプ。

ホーレータイプリテーナー

■歯の表側をワイヤーで囲み、裏側はプラスチックで囲むことによって、歯の位置を固定するリテーナー。
■ベッグタイプリテーナーとの違いとして、後戻りのリスクが高い前歯を特にしっかりと固定できる。
■ホーレータイプリテーナーも取り外しが可能で、より目立たないワイヤーが白色や透明タイプもある。

スプリングリテーナー

■ホーレータイプリテーナーと同様に、歯の表側がワイヤーで、裏側がプラスチックで歯を囲む着脱可能なリテーナー。
■表部分のワイヤーは犬歯あるいは第1小臼歯まで伸びていて、後戻りのリスクが特に高い下顎の前歯を集中的に保定する役割がある。
■保定範囲が限定的で、部分矯正のリテーナーとして多く用いられている。

フィックスリテーナー

■個々の患者さんに合わせて作成し、前歯の裏側に接着するタイプのリテーナー。
■一般的に、金属製あるいは透明なプラスチック製で作られている。
■歯に固定するため、自力での着脱は不可。
■接着後はつけっぱなしとなるため、歯磨きに工夫が必要となる。

リンガルリテーナー

■リンガルリテーナー(犬歯間リテーナー)は犬歯の間の前歯を固定するために、歯の裏側に接着するタイプのリテーナー。
■フィックスリテーナーと同様で、基本はつけたまま。
■食べかすや歯石がつきやすくなることから、丁寧に歯磨きをおこなう必要がある。

クリアリテーナー

■審美性に優れたタイプのリテーナー。
■透明で歯にフィットするため、装着していることがほとんどわかりづらいのが魅力。
■基本的には上の歯と下の歯にそれぞれリテーナーを装着するため、保定期間中に噛み合わせを安定させるのには向いていない。

また、薄いシート状の素材でできているため、寝ている間に歯ぎしりしたりすると、破損する可能性がある。

■自分で着脱できるので、マウスピース矯正と同じように、食事や口腔ケアを普段通り行える。
当院では、ベッグリテーナー、フィックスリテーナー、クリアリテーナーの3種類がありますので、患者様ご自身が一番長く使っていただけるものをお選びいただければと思います!
私も矯正中ですが、装置が外れたら上下マウスピースを使いたいな〜と思っています!🥰

 

 

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